
テストステロンとは
体内で作られる“アナボリック(同化)ホルモン”の代表「テストステロン」筋肉や骨を強くするだけでなく、やる気・集中力・性機能・代謝にも関わっています。
また「男らしさのホルモン」とも呼ばれ、身体にとってとても大切なホルモンです
男性は精巣、女性は卵巣+副腎で分泌されていて、朝7時〜10時ごろに多く分泌され夜にかけて分泌量は徐々に低下していきます。しかし、筋トレ直後や競争、緊張する場面では一時的に分泌量が上昇します。そして、睡眠不足・ストレス・栄養不足で低下しやすいことが分かっています

テストステロン分泌量の低下すると

- 筋肉量、筋力の低下
- 骨密度の低下
- 体脂肪の増加(特に内臓脂肪)
- 疲労感、倦怠感
- やる気、集中力の低下
- 睡眠の質の低下
- 回復力の低下
これらを詳しく、アスリートへの影響と一般の方への影響の2つに分かりやすくまとめました!
一般の人が感じやすい症状
• 疲れやすい・やる気が出ない
• 集中力が続かない
• 気分の落ち込み(うつっぽさ)
• 性欲の低下
• 睡眠の質が悪い(浅い眠り、中途覚醒)
• お腹まわりの脂肪が増える
• 骨がもろくなりやすい(骨粗しょう症リスク)
アスリートが特に受ける影響
• 筋肉量・筋力の低下 → パワー不足
• 回復力の低下 → 疲労が抜けにくい
• 怪我の治りが遅い
• トレーニング効果が出にくい(オーバートレーニングにもつながる)
• スプリント力や爆発力の低下
• 試合へのモチベーション低下
• エネルギー不足状態
テストステロンの分泌量が低下すると上記のような影響が出てくるとされています、アスリートとして人として充実した日々を送るためにテストステロンは本当に重要だと感じています!
テストステロン分泌量低下の原因
生活習慣によるもの
• 睡眠不足(深い眠りがとれない)
• 慢性的なストレス(コルチゾールの増加)
• 過度な飲酒・喫煙
• 栄養不足(特にタンパク質、ビタミンD、亜鉛、マグネシウム)
• 極端な食事制限・低脂質ダイエット
• オーバートレーニング
身体的要因
• 肥満(特に内臓脂肪が多いとテストステロンが低下)
• 逆に体脂肪が少なすぎて低下
• 慢性疾患(糖尿病、肝疾患、甲状腺の異常など)
• ホルモンバランスの乱れ(下垂体・精巣の機能低下)
年齢によるもの
• 思春期から急増 → 20代前半でピーク
• 30代以降、年間1〜2%ずつ自然に低下
• 40〜50代で「男性更年期」と呼ばれる症状が出やすくなる

テストステロンの分泌量を増やすために
- 睡眠をしっかり取る(7〜9時間)
- 筋トレ、運動
- バランスの良い食事(タンパク質・脂質・炭水化物)
- ビタミンD・亜鉛・マグネシウムを意識して摂る
- ストレスを減らす(趣味・サウナ・瞑想など)
やはり大事なのは「睡眠」「食事」「運動」
これらを意識して毎日継続することでテストステロンの分泌量を増やし成長へ導いてくれます

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